2020年８月12日(水)８時過ぎ、ＪＲイン旭川ホテルをチェックアウトして出発しました。この日は旭川周辺を回るために、レンタカーの予約をしていました。トヨタレンタリースの旭川駅前店に向かい、借り出し手続きをして8:20頃、レンタカーで出発しました。
　当初この日は、層雲峡に行って大雪山・黒岳に登ろうかと考えていました。前日朝に稚内のホテルでＺＩＰ(日本テレビ系)を見ていた時、美瑛の四季彩の丘からの生中継で、広大な花畑を紹介していました。花畑の生中継を見て、ここへ行こうと予定を変更しました。

８月11日放送のＺＩＰから、四季彩の丘

　旭川駅前から国道２３７号線を南へ向かい、美瑛の町を通り過ぎて40分あまり運転して９時ちょうど頃、四季彩の丘に到着しました。駐車場にレンタカーを停めて、売店・レストランがある建物を通り抜けて、中に入りました。
　四季彩の丘は、四季彩の丘ＦＡＲＭとして、じゃがいも・とうもろこし・アスパラガス・たまねぎなどを栽培していますが、一部を花畑にして観光農園としています。花畑の入場料金は特にありませんが、花畑の維持管理費用の募金を募る方式となっています。一回りした後に出来高払いにしようと、そのまま花畑に向かいました。入った所で、干草ロールで作られたマスコット・ロール君が出迎えてくれました。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策で、ロール君もマスク姿でした。

四季彩の丘のマスコット、ロール君

　ロール君の横を歩いて行くと、傾斜地を見下ろすビューポイントに出て来ました。細長い区画に同じ花を植えているのが特徴で、遠くから見ると花のストライプ(縞模様)が見事に広がっていました。

四季彩の丘、花畑の全景

　展望ビューポイントから、花畑の通路を歩いて行きました。まずは傾斜の下側の通路を歩いて、傾斜の下側から見上げるように撮影して見ました。花のドアップよりもストライプ(縞模様)を強調しようと、構図を考えました。

白い花と桃色の花

黄色と橙色のマリーゴールドとシルバーダスト

サルビアとマリーゴールド他

　サルビアの花を見た時、梓みちよが歌っていた「赤いサルビア」(1975年リリース)の歌を思い出しました。物悲しい恋心を歌った歌ですが、四季彩の丘のサルビアは太陽の光を浴びて輝いていました。
　サルビアの花が咲いていたのは中間地点からさらに、花畑を歩いて行きました。

赤と黄色のケイトウを従える、シルバーダスト

橙色と黄色のマリーゴールド

黄色と桃色のケイトウ(鶏頭)

　30分くらい歩いて花畑の端にたどり着き、ここで折り返しました。振り返ってみると土がむき出しの畑が見られますが、咲いているのと違う種類の花を植えるスペースで、花が散った後か、種まきして発芽する前の状態だそうです。

折り返し地点から見る四季彩の丘

　折り返し地点までは、写真右側の斜面下側を歩いて来ましたが、帰りは写真左側の斜面上側の通路を歩いて行きました。上から見下ろすと遠方まで見えて、下から見上げるのと違う風景が見られました。

マリーゴールド＆ケイトウ

黄色と橙色のマリーゴールド

シルバーダスト With ケイトウ

疑似親子の木？にズームイン

ストライプ(縞模様)を振り返る

　花畑の中にはひまわりの花もありましたが、ひまわり単独の写真は面白味に欠けるなと感じました。何気なくひまわりの背後から遠方のストライプ(縞模様)を撮って見たら、面白い風景に思えました。

ひまわりの目線の先に

　スタート地点に戻る途中、ラベンダー畑の横を通りました。ラベンダーだけは、接近して撮って見ました。

ラベンダーにズームイン

　ゆっくり回って10:20頃、売店・レストランがある建物に戻って来ました。素晴らしい花畑の風景に、募金の目安の金額よりも多い出来高を、募金箱に入れておきました。他に有料のアルパカ牧場もありましたが、こちらはパスしました。
　２階のレストランに行き、チーズケーキと飲み物を買って一息入れました。

ロール君を見ながらティータイム

　10:50頃にレストランを出て、駐車場に戻ってレンタカーで四季彩の丘を後にしました。この後は、青い池を目指して運転して行きました。